さつまいも収穫後の保存方法

収穫したて!土付さつまいもの保存方法

秋が近づくと、「かわにの五郎島金時収穫体験の申込はいつぞや!」とソワソワしてきませんか?笑
収穫体験に参加してなくても、実家からさつまいもが送られてきたり、子供が芋掘りに行ってきたりと、お家にたくさんのお芋が!ということもあるかもしれません。

「せっかくお芋がたんさんあったのに、ダメになっちゃった・・・」
そうならないように、さつまいも農家である「かわに」が、収穫後の保存方法について解説させていただきます。

長く保存するには土付きのまま!


収穫後のさつまいもを長期間保存させるには、土付きが一番!
さつまいもは、水洗いは厳禁です!
さつまいもは水分に弱く、水に濡れた部分から傷んでしまいます。

必ず土付きのまま保存しましょう。
スーパー等で販売されているさつまいもは基本的に洗った状態のため2週間ほどしか保存できません。

土付きの状態であれば、1~2ヵ月は保存できるので、是非参考にしてみてくださいね。

 

【保存方法】

①収穫したさつまいもを土がついた状態で、直射日光をさけた場所で2~3日乾燥させます。

②乾燥後、さつまいもについた土を払う。
POINT! 乾燥後に土を払ったほうが、皮がめくれにくく、長期保存できるのでお勧めです。

③段ボールに穴を空けて通気性を良くし、さつまいもを入れます。
POINT! 新聞紙で1本づつかるく包むと、さらに長期間保存できます。

④玄関等、日の当たらない風通しのいい場所で保存してください。
温度帯は、13℃~18℃

さつまいもも人間と同じで呼吸をしますので、密封は避けましょう。

 

旬の野菜は採れたてが一番美味しいイメージがあると思いますが、収穫したてのさつまいも(特に五郎島金時)は、ホクホク感が強く甘さは控えめです。 熟成させることにより澱粉(でんぷん)が糖に変わり、甘みが増すため、2ヶ月ほど熟成させてから食べましょう!

さつまいもは、長期間保存できる作物と認識されていますが、農家は専用貯蔵庫(キュアリング貯蔵)にて管理しているため3か月以上経っても品質を保つことができます。ご家庭で保存する場合、必ず2か月以内にお召し上がりください。
※手掘りしたさつまいもは、表面に傷がついている場合も多く、個体によっては数週間で傷んでしまう可能性もあります。

腐敗すると
・表面にハリがない
・シワシワになる
・腐敗臭がする
・カビが生える などの症状がおきます。

洗った状態のさつまいもの保存方法

常温で保存(2週間程度)


・新聞紙で1本づつかるく包み、日の当たらない風通しのいい場所で保存。
・たくさんある場合、段ボールに穴を空けて通気性を良くし、日の当たらない風通しのいい場所で保存。
温度帯は、13℃~18℃

【夏にオススメ】冷蔵で保存(2週間程度)


・新聞紙で1本づつ軽く包み、ジップロックに入れて封を閉じる
・冷蔵庫ではなく、野菜室で保管する

カットさつまいもの保存(2~3日程度)


・カットしたさつまいもは水に浸けた状態で冷蔵庫で保存してください。
・1日1回水を交換しましょう。

焼き芋にして冷凍庫で保存(1ヶ月程度)


【レンジで焼き芋】
①水洗いし、アルミホイルで包む。
②160℃のオーブンで、約90分加熱する。
③竹串をさして、すっと通れば完成☆

【炊飯器で焼き芋】
①水洗いし、炊飯器に並べる。※底につくように
②水を200ml程度加え、炊飯スイッチを押す。※白米で設定
③1時間程度でホクホクの焼き芋が完成☆

・焼き芋にした後は、粗熱を取ったあと、焼き芋をジップロックに入れ口を閉じる。
・冷凍庫で保存

ペースト状にして保存(1ヶ月程度)


・焼き芋になったさつまいもをペースト状(裏ごし)にします。
・ジップロックに入れて空気を抜き冷凍庫で保存。

裏ごしした状態なので、ポタージュやプリン、スイートポテトが簡単に作れます。

 

-まとめ-

さつまいもは状態により適切な保存方法が異なります。

長い間美味しいさつまいもを楽しむために、上記の保存方法を実践してみてくだいね!

 

 

是非この機会に【五郎島金時】を知っていただけたら嬉しいです☆↓↓

 

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