さつまいもの種類と特徴について ほくほく系・しっとり系・ねっとり系 

さつまいもの種類

さつまいもは、スーパーなどで手軽な価格帯で販売されており、私達にとって身近な食材のひとつです。
昨今は焼き芋ブームということもあり、色々なメディアで取り上げられています。
そんな身近な存在のさつまいもですが、店頭に並ぶたくさんの種類を見て違いが分からず困ったことはありませんか?
2022年現在だけでも40~60種類ほどの品種のさつまいもがあります。
さつまいもなので、外見からの違いはほとんど分からないのですが、焼き芋にしたときの食感は、大まかに分けると【ほくほく系・ねっとり系・しっとり系】になります。

今回は、この3つの食感に当てはまる「さつまいも」の種類をお教えします!

さつまいもの王道「ほくほく系」


紛質でしっかりとした食感と上品な甘味が特徴のほくほく系のさつまいもで、昔ながらの「さつまいもらしさ」を味わうのには、ほくほく系が1番です。
水分が少ないので、お菓子や料理の材料として使用するとき他の水分や油分となじむので、加工しやすくおいしく仕上がります。
おすすめの料理は、天ぷら・煮物・炒め物・サラダなどのお惣菜系ですが、お菓子作りにも適しています。

五郎島金時

石川県で栽培されている「五郎島金時」は、日本海側の砂丘地で作られているさつまいもで、指定農家が栽培したものだけが五郎島金時の名前で出荷ができます。
量より質を重視した栽培方法で、商標登録もされているブランド芋です。

なると金時

さつまいもの中で一番有名なさつまいもが「なると金時」
徳島県で栽培されているブランド芋です。皮の赤みが強く色は薄くクリーム色です。

紅あずま

「関東859」と「コガネセンガン」を交配して作られたサツマイモになります。
ほくほく感が強く、昔ながらの焼きいもの味をお楽しみいただけます。

宮崎紅

宮崎県で栽培されているさつまいもで、温暖な地域のため秋ではなく春から収穫が始まります。
貯蔵することで甘みも増すため、冬~春迄出荷ができるので一年中手にすることができます。

焼き芋ブームの火付け役「ねっとり系」


全国的に人気となったねっとり系のさつまいも。
水分を含んだ粘りのある食感と、強い甘さが特徴です。
焼き芋のままでもスイーツ感がありますが、、甘さを活かしたお菓子やホクホク系のお芋では作れない干し芋にも適しています。

安穏芋

ねっとり系の代表格ともいえる「安穏芋」は主に鹿児島県で栽培されています。
クリーミーな口当たりと濃厚な甘さが特徴です。スイートポテト等お菓子作りに使用されています。

甘太くん

大分県で栽培されているさつまいもで、収穫後40日以上熟成し糖度を高めてから出荷を行うため、安納芋にならぶ糖度の高さです。
まるで天然のスイートポテト!

イモジェンヌ

新潟県で栽培されているさつまいもで、焼き芋にすると蜜がしたたるほどねっとりしたさつまいもです。
糖度は50度~60度といわれてります。安納芋の糖度は40度といわれています。

バランスのとれた「しっとり系」


ほくほく系とねっとり系の中間でバランスがとれたしっとり系のさつまいもは、絹のように滑らかな口あたりで人気急上昇中です。
甘味は強いですが、すっきりとした甘さで、どちらかといえばねっとり系の食感です。
芋ようかんや芋きんつばなど食感があるお菓子に使用されています。

シルクスイート

シルクスイートは、2012年から販売が開始された比較的新しい品種になります。
絹のように滑らかな食感で、しっかりした甘さがあるさつまいもです。

クイックスイート

通常食味の劣る電子レンジ調理においても美味しい焼き芋になるので、時短調理におススメです。
舌触りもよく、しっとり系なのに、ほくほく系にも似たさつまいもの風味を感じられます。

とみつ金時

福井県の日本海に面したあわら市で栽培されています。
一流シェフやパティシエも認める美味しさで、しっとりとほくほくがマッチしたさつまいもです。

-まとめ-

最近では焼き芋専門店やスイーツ店もでてきており、さらに身近な存在になってきたように感じます。

色々なさつまいもを知ったうえで、自分のお気に入りの「マイベスト」を見つけてね!

私は断然ほくほく系のお芋が好きです!
牛乳×ホクホク芋は私の中で最高の組み合わせなので、今度ご紹介しますね。←ディップするだけなので、超簡単にできます☆

是非この機会に【五郎島金時】を知っていただけたら嬉しいです☆↓↓

 

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